天皇陛下のお立場とは? お仕事も調べました。




こんにちは、あこです。

2019年4月30日に退位なされた上皇陛下にちなんだニュースや天皇陛下の今までの御歩みのニュースを良く見るようになりました。
これを機に天皇陛下のお立場お仕事について
調べてみました。

天皇陛下のお立場とは。

天皇陛下のお仕事とは。


スポンサーリンク




●天皇陛下のお立場とは。

天皇は日本国憲法に規定された日本国および日本国民統合の象徴たる地位、または当該地位にあたる個人七世紀頃に大王が用いた称号に始まり、歴史的な権能の変かんを経て現在に至っている。
日本は、天皇陛下を中心として長い歴史を経て
今に至っています。
天皇陛下と国民は常に一体でありどちらが
無くても成り立たないのです。

また、古来日本に伝わる神道において天皇は
最高司祭者であり教祖の立場です。
神の代理人と言われ、地上の統治権を神から
与えられていると言われています。

神道で神の代理人と言われている事と
世界で最も歴史がある王室であることから
天皇を英訳すると
emperor(皇帝)と訳されるのです。
世界的にみてemperorと呼ばれる唯一の存在が
天皇陛下なんです。
この為、世界各国の王の中で天皇陛下は
上位階級となっているのです。

世界で見たとき、小さな島国である日本が
大きな大陸の国々と対等にこられたのも
emperorと称される天皇陛下のお力が
あってだと言われています。


●天皇陛下のお仕事とは。

天皇陛下のお仕事は多岐に渡ります。


日本国憲法第6条に規定された国事行為。

日本国憲法第7条に規定された国事行為。

国事行為として天皇陛下のお仕事として
憲法に定められているものは

内閣総理大臣及び最高裁判所長官の任命。
国務大臣の任免。
憲法改正や法律の公布。
国会の招集。
衆議院の解散。
栄典の授与。

これらが代表的な国事行為ですがこれら
以外にもあります。

公的行為。

憲法上で国事行為とはされてはいない
公的な仕事も沢山あります。

国会開会式への臨席。
国民的行事への臨席。
国内巡幸。
外国への公式訪問。
新年一般参賀。
歌会始の儀。
天皇誕生日祝賀、一般参賀。
園遊会。
国賓などとして来日した外国の賓客との
会見や晩餐会。
被災地のお見舞い。


などといったものがよくしられている公的行為
のお仕事ではないでしょうか。

宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)

宮中祭祀は、
天皇が国家と国民の安寧と繁栄を
祈る事を目的におこなう祭祀。
皇居宮中三殿で行われる祭祀には、
天皇が自ら祭典を斎行し、
御告文を奏上する大祭と、
典長(寧典職)らが祭典を行い、
天皇が拝礼する小祭がある。
四方拝<しほうはい>(1月1日)
新年最初の祭祀です。
伊勢神宮や東西南北の神々に、その年の穀物の
豊かな実りと国の平和、国民の幸福を
祈られます。
これは元旦の午前5時半から天皇陛下お一人で
行う祭祀です。

神嘗祭<かんなめさい>(10月16日、17日)
伊勢神宮に祀られている天照大神にその年の
新穀をお供えになるとても大切なお祭りです。

新嘗祭<にいなめさい>(11月23日、24日)
天照大神にその年初めてとれたお米をお供えし
天皇陛下も神様とともに召し上がるお祭りです
皇室で行われるお祭りの中で最も重要な
お祭りです。

上記は祭祀の一部です。天皇陛下はお祭りを
通じて国民の幸せを祈られています。

この他にも上皇陛下はご公務の合間に
ハゼ類の研究もなさっておいでになりなした。

今回私が書いた天皇陛下のお立場やお仕事は、
ごく一部です。
天皇陛下はこれら以外にも沢山のお立場やお仕事があります。


上皇陛下はこんなに多忙なのに御研究までされて
いつお休みになられていたんだろうと思うと
退位後の今はぜひ上皇后様と緩やかなお時間を
お過ごしして欲しいと国民の一人として
願わずはいられません。


スポンサーリンク




後記

まとめ


●天皇陛下のお立場とは。

日本の象徴で、神道における最高司祭者です。
世界で唯一emperor(皇帝)と呼ばれる
存在です。

●天皇陛下のお仕事とは。

•日本国憲法第6条に規定された国事行為。
•日本国憲法第7条に規定された国事行為。
•公的行為。
•宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)

上皇陛下はご公務の合間にハゼ類の研究も
なさっていました。


私たちが目にする天皇陛下のお姿の中で最も
目にするのはお辞儀をされているところの
ように思います。
上皇后様は以前「皇室は祈りでありたい」
とおしゃっておられでした。
天皇陛下としての陛下の祭祀のお姿を
近くで寄り添っておいでになられたから
こそのお言葉なのだなと思いました。


スポンサーリンク