雛人形のそれぞれの名前と意味!簡単にまとめました。




最近色々なことを知りたがる
2人の娘がいるあこです!


お雛様の名前と飾る意味は子供の頃、母に教わり
何となく知っていたのですが
人形のそれぞれの意味は曖昧で
子供に聞かれてもきちんと教える
自信が無かったので
子供に聞かれる前に調べました!



お内裏様(おだいりさま)

三人官女(さんにんかんじょ)

五人囃子(ごにんばやし)

随身(ずいじん)

仕丁(じちょう)


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雛人形について書いていくにあたり
とても大事なお雛様を飾る意味
書いておきますね(^^)

お雛様は生まれた女の子の守り神様として
飾られるようになったと言われています。
また、女の子が幸せな結婚ができますように
との願いを込めて行うようになったとも
言われています。
そんな理由からお雛様は結婚式の場面を
表現したそうです(o^^o)


お内裏さま


お雛様の結婚式の場面は天皇、皇后両陛下の
結婚の儀がベースと言われていてこの為
女雛(めびな)は十二単(じゅうにひとえ)
を着ていて、
男雛(おびな)は束帯衣装(そくたいいしょう)
を着ています。

生まれた女の子が良縁に恵まれるようにとの
願いが込められています。

また、お雛様が女雛でお内裏様が男雛と
間違えられやすいですが本来は...

お雛様とは…
並んでいる人形全ての事を言います。
お内裏様とは…
男雛と女雛の事を言います。
(おひなさまの歌の歌詞に…と考えてしまった
のは私だけじゃないはず!…ですよね??)


三人官女

官女とは、お姫様などにお仕えして
お世話をする待女のことを言います。

上述したようにお雛様は結婚式の場面を
表現しています。
女性が結婚する時は男性側へ嫁ぐ事が当たり前
だった時代、お姫様が結婚するとお姫様付きの
女官も嫁ぎ先へ一緒に行ったそうです。
もちろん結婚式の時もお姫様のそばで
お世話をしていました。

官女は、お行儀や和歌、漢字のたしなみがある
才女
がなれたそうです。
幼少の頃からのお姫様にお仕えして、結婚後も
お側にいます。
三人官女がお雛様にいるのは
そんなたしなみがある女性になって欲しい
との願いがこめられているからかも
しれないですね(^^)


五人囃子

能楽の囃子方(はやしかた)をかたどった
子供姿の五人組です。

MEMO
囃子方とは…能楽の器楽を担当している人を
いいます。


囃子で選りすぐりの美少年や秀才たちが
集まって楽器などを披露しています。
生まれた子が元気な子に育つようにと
応援
してくれています。


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随身

男雛である天皇と女雛である皇后を
守る人です。
・右大臣(うだいじん)
・左大臣(さだいじん)
と呼ばれています。

今で言うSPですね^ – ^
お側でお内裏さまをお守りしています。

悪い人が近寄らないようにとの願いが
込められています。

*また、この右大臣、左大臣と言う呼び名は男雛から
見た位置で言います。
この為、向かって右側が左大臣で左側が右大臣
です。
分かりやすく言うとおじいちゃんが女雛側
若い青年が男雛側です。

一説には若い男性が女雛をお守りする事に
男雛がやきもちを焼かないようにする為とか…


仕丁

お内裏さまのお供をしたり御所の雑務を
する人です。
3人いてそれぞれ
・泣き上戸
・笑い上戸
・怒り上戸
と言います。

表情が豊かな子に育つようにとの願いが
込められています。

仕丁はお雛様の中で唯一庶民だったそうです。
3年間、奉公に来なくてはいけなく、泣き泣き
来た人や唯一の庶民だからと嫌な思いもあり
怒っている人、でもそんな中でも楽しい事
もあり笑う事もある。
そんな感情を顔に表していると言われて
います。


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後記


まとめ

●お内裏さま

生まれた女の子が良縁に恵まれるようにとの
願いが込められています。

●三人官女

お行儀などのたしなみがある才女になって
欲しいと言う願いが込められています。

●五人囃子

元気な子に育つように応援してくれています。

●随身

悪い人が近寄らないようにとの願いが
込められています。

●仕丁

表情が豊かな子に育つようにと願いが
込められています。




お雛様には沢山の願いが込められて
いたんですね。
今回それぞれの意味を調べながら実家にあった
お雛様を思い出していました。
そして、両親の思いにも触れたように
感じました。

娘の為に調べたはずが、私が両親の思いに
触れる形になり、こうして親から子へと
思いは受け継がれて行くんだなと考えさせて
もらえました。


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